【社員コラム】マネージャーチャレンジを通して|株式会社サイバー・バズ 公式ブログ
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【社員コラム】マネージャーチャレンジを通して

サイバー・バズ アカウントプランニング本部所属の、平田 鈴乃と申します。

今回私は、サイバー・バズの次世代マネジメント層の育成強化を図るためにプログラム化された【マネチャレ】という育成プログラムにて、2023年上期にプレマネ―ジャーを経験させていただいたことによる日々の学びについて、書かせていただきます。


略歴
平田 鈴乃(ヒラタ スズノ)
ソーシャルメディアマーケティング事業アカウントプランニング本部 シニアプランナー
2021年 九州大学法学部を卒業
2021年 サイバー・バズへ新卒入社


がむしゃら営業からの脱却

まず、本題に入る前に、プレマネージャー(プレマネ)になる前の、新卒入社してからの1年半についても少し触れます。
入社一か月で営業に配属となり、主に新規開拓営業を行っておりました。
「とりあえずやる」、「粘り強く」、「あきらめない」といういかにも泥臭い営業スタイルで、とにかくがむしゃらに走ってきた1年目でした。

ただ、2年目になり、がむしゃらに頑張っているだけでは全くうまくいかなくなり、壁にぶち当たりました。
さらに個人の成長のためにも、会社の事業拡大のミッション遂行のためにも、計画性の強化や、マーケットを捉えた判断・思考力アップが必要だと、ひしひしと感じるようになりました。

抜擢の意味も込めて2年目の9月にシニアプランナーに昇格いただいたタイミングでちょうど【マネチャレ】プログラムの募集があり、元々マネジメントにも興味があった私は、次のチャレンジをしたいという思いから、役員会で自組織の構想をプレゼンし、実際に裁量権を与えていただき今に至ります。

プレマネスタート

プレマネとは、チーム数字目標・日々の業務などすべてマネージャーと同じ業務を行うプログラムなので、当時の自分にとってはかなりのジャンプアップでいくつもの成長痛を経験しました。
「大変だな。忙しいな。」という目の前の業務に対しての悩みよりも、「難しいな。」という思考プロセス上の悩みが増えた感じでした。

その中でも3つの気づき・学びについてお話します。

① 「役割」が人を育てる

プランナーとして営業を行っていたときでも、チームの数字や局の数字に対してどう貢献できるかを考えていたつもりでしたが、実際にマネージャーになってみると、責任の重みや自分で自分自身にかける負荷が全く違いました。

チームの一員としてどう貢献できるのかを考えるのではなく、最大効果を出すためにチームをどの方向に導くのか、どのようにチームリソースを動かしていくのかという舵取り側になることによって、一つ一つの仕事の質や時間の使い方などこれまでとは違う視点で捉えることができるようになったのではと思っています。

手を挙げれば応援してくれる風土があるサイバー・バズだからこそ、学べるチャンスは自分で掴みに行くべきだと改めて思います。

② 視野を広げる・視座を高く持つ

そんな、チームに対する見方・捉え方、自分の身の振り方のステップアップにプラスして、私のチームでは今、これまでのサイバー・バズの主力顧客であるコスメ・消費財・飲料食品の顧客以外に、「新たな業界・業種とのお取引を開拓・拡大する」というミッションを持っています。

<プレマネ>というミッションと<新業種開拓>という2つのミッションが掛け合わさっている中で、3カ月目まではチームの戦略・達成までの道筋を考える際に、
・あらゆる業界の中でもSNSの需要が伸びる業界
・競合他社と比較してサイバー・バズが優位性を出せるプロダクトや提案
・また営業としてチームで数字達成をしていくために狙うべき顧客規模
など、加味するべきポイントがありすぎて、なにから考えたらいいかわからないという状態に何度も陥りました。

そこで最も重要だと思っているのが、「視野を広げる・視座を高く持つ」ということです。

■視野を広げる

たかだか1年半しかマーケティングに携わっていない自分の思考と、何年もこの業界にいて精通している上司や顧客の宣伝・マーケティング担当、メディアの方の思考とでは、マーケットやビジネスチャンスの捉え方、売り上げを上げるための思考プロセスが全く違います。

小手先のテクニックやフレームに当てはめた真似事で出来るようになるものではないということです。

そのため、マーケットは今どうなっているのかを知るためにインプットを増やしたり、顧客の声の聴き方を変えたり、メディア会社と連携し売れている武器を調査したり、日々のインプットと思考の積み重ねを地道に努力することが重要だと思い、実践をするようにしました。

■視座を高く持つ

また、自分の経験の延長線上で物事を考えようとすると、捉えられる課題や打ち手の規模感も変わるので、背伸びをして、常にサイバー・バズの役員陣など上層部の方々は何を考えて仕事をしているのかと興味を持つようにしています。

例えば、目的思考においても、
チームの数字をあげるには、ではなく、新業種取引をこの会社に増やすためには。
チームで成果を最大化するには、ではなく、局単位で成果を最大化するには。
など。

これらは簡単にできることではなく、日々課題が見つかり、振り返りと実行の繰り返しですが、毎週役員とマネチャレに関するMTGや、チームに関するMTGなどで壁打ちさせていただけるので、この気づきの機会も多く、大変ありがたく思っています。

③ 一歩先を見る

②で書かせていただいた視野や視座が重要だと気付いたきっかけは、実際に自分が目の前のマネージャー業務やメンバー育成、毎日のTODOにいっぱいいっぱいになってしまい、次の戦略立てやアクションを起こすための材料が何もなく、途方に暮れ、チームの行動量が鈍化してしまったときでした。

ここで、現在進行形で実行している戦略にのっとった行動だけでなく、常に次の打ち手を見つけるために考え続けて、「一歩先を見た」仕込みを行わないと、チーム内のメンバーへの指示も遅くなり、その場その場での積み上げになってしまうのだなと気づきました。

チームのマネージャーが常に一歩先の未来まで想像して先手を打って行動を起こすことで、メンバーも明確に動けるようになり、活き活きと働けると思うので、これからもこの先手を打つために考え続けていきたいと思っています。

最後に ー 決断の回数を増やす

約5カ月間プレマネをやってみて、今最もやらなければと思うことは、もっともっと失敗を恐れずに「決断回数を増やす」ということです。

ビビリでネガティブ思考な私の性格上、何かを始める際に「こうなったらどうしよう」と悪い未来を考えてしまいがちです。

でも、やってみないと分からないし、仮説を持ってやってみた結果うまくいかなかったことは、単なる失敗ではなく「収穫」だとも思います。

自分自身をそう思い込ませるのは簡単ではないのですが、小さなことでも潔く決めて、やってみて、学んで、を繰り返すことが成長につながると思うので、与えられたチャンスを逃さずにチャレンジし続けようと思います。

分からないことが分かるようになる、出来なかったことが出来るようになる。
引き続き、こんなことにワクワクしながら、日々仕事を楽しんでいこうと思います。

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