【社員コラム】SNS市場で新たな広告モデルを創りたい。LIVEトークアプリ「WithLIVE」がサイバー・バズ入りしたきっかけ|株式会社サイバー・バズ 公式ブログ
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【社員コラム】SNS市場で新たな広告モデルを創りたい。LIVEトークアプリ「WithLIVE」がサイバー・バズ入りしたきっかけ

ファンとアーティストが1対1でオンライン上でコミュニケーションできるLIVEトークアプリ「WithLIVE」を運営している株式会社WithLIVE 代表取締役の大島翼です。

今回はWithLIVEが成長した背景や、サイバー・バズにジョインしてからWithLIVEが実現したいことについて、書かせていただきます。


略歴
大島 翼(オオシマ ツバサ)
株式会社WithLIVE 代表取締役

2016年 株式会社WithLIVE創業
2022年 サイバー・バズへ全株式を売却しサイバー・バズグループに参画


コロナ禍で劇的に変わったエンタメ業界。DXがより求められるように

これまではファンとアーティストが交流を図るためには、ライブ会場やイベントといった現場に出向かなければなりませんでしたが、2020年のコロナ禍でイベントが制限され、従来の推し活が困難になりました。

そんな中で世界中・日本中どこにいても安全に推しに会えるを実現したのが「WithLIVE」でした。

類似のサービスもいくつかありましたが、安定したプロダクトと導入実績を武器に他社の追随を許さず、ライブアイドルからメジャーアーティストにまで一気に使われるようになり、「オンライントークといえばWithLIVE」の文化を作り上げました。

私自身は、これまでは全くエンタメとは無縁であったのですが、WithLIVEをきっかけとしてエンタメ業界と関わるようになりました。その中でエンタメ業界はレガシーな産業構造や商習慣が根強いため、まだまだテクノロジーで解決できる部分は多くあると感じ、「エンタメDX」というのがWithLIVEのキーワードになっています。

WithLIVEのオンライントーク以外の機能の一例として、音楽レーベルや事務所向けに独自の抽選システムや電子チケットの発行システムを構築して提供しています。

これによりオンラインイベントだけでなく、オフラインイベントを開催する際にも、WithLIVEで一貫したサポートを提供できるようになっています。

業界内での高い認知度とプロダクトの品質が強みに

WithLIVEの強みとして、

①業界内で高い認知度
②プロダクトの品質

が挙げられます。

①の認知度という点に関しては、アーティストも「今日WithLIVEするよー!」(オンライントークを開催するという意味)や、ファンも「WithLIVEしてくれてありがとう!」のように「WithLIVEする」という動詞が定着しています。新しい文化が広まっており、ファンとアーティストがWithLIVE上でオンライントークする土壌ができあがっています。

メジャーレーベルや大手芸能事務所でも導入されており、レーベルや芸能事務所の中でも「オンライントークならWithLIVE」という形で浸透していて、業界内での知名度を獲得できていることが、WithLIVEの優位性につながっています。

②のプロダクトの品質という点については、通話の低遅延さ、安定性、通話の切り替えの速さが評価されています。オンライントークを行う前の、本人認証システムも、レーベルや事務所の方の意見を取り入れながら、スピード感を持って構築し、今では数多くのアーティストに利用されるようになっています。

また、オンラインイベントの現場に開発者である私自身も行き、ファンや事務所・音楽レーベルのサービスに対する課題や要望を素早くキャッチし、改善できたことも他社にはない強みとなっています。
ただ、無駄なものを作ってしまえば手戻りが発生するので、アウトプットは小出しにしつつ、ファンや事務所・音楽レーベルにヒアリングしてフィードバックをもらいながら開発することを心がけてきました。

異業種とのシナジーを求めグループ入りを決意

今までは、販促の用途としてはアーティストのCDや写真集などのグッズを販売するための施策として、音楽レーベルや芸能事務所が主体となってWithLIVEを活用するケースがほとんどでしたが、それらに代わりに広告商品としてのメニューにオンライントークを組み込むことで、新たな価値を見出せるのではないかと考えました。

SNSマーケティングの市場は大きいので、広告キャンペーンにオンラインイベントをインストールできればかなりのポテンシャルがあり、サイバー・バズの広告商材にWithLIVEを加え、能動的にオンラインイベントを仕掛けていけると確信したので、グループ入りすることに決めました。

組織としての課題は属人性。チームとして結果を出すことが鍵

これまで組織の力でサービスを回し、成果を出すことをあまりやってこなかったこともあり、属人化から脱却していく必要があると考えています。

私自身、社長業の傍ら、システム開発や実際のエグゼキューションやクライアントとの折衝など、現場でのアクションも並行して行っているので、エンタメ業界に精通していて、かつビジネスの意思決定ができるような方が入ると、組織として強くなると考えています。

その辺りはサイバー・バズの人材とも連携しながら、サービスを成長させていきたいです。

今現在は、サイバー・バズが培ってきたSNSマーケティングや広告ビジネスと、どういう風にすればシナジー効果を生み出し、成果を最大化させられるかを考えている最中です。
さまざまな業界の広告キャンペーンに、WithLIVEのエンタメ性やインタラクティブ性をどうインストールし、これまでにない広告効果を出せるのか、いろいろと試行錯誤しながらにはなりますが、サイバー・バズのアセットを生かし、新たなビジネスの可能性を模索していきたいと思います。

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