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<地方拠点から独立!>ソーシャルベース社長の目に映る次の志とは
みなさん、こんにちは!宮崎広報担当です!
2020年10月 サイバー・バズの地方拠点である「宮崎オフィス」が独立拠点となり、「株式会社ソーシャルベース」が設立されました!
今回は、株式会社ソーシャルベースの代表取締役に就任された荘司里樹さんに、宮崎オフィス設立から子会社化までの裏話や、今後の展望についてインタビューしました。
宮崎オフィス設立と共に東京からの移住を決めた荘司さん。 移住から約1年半が経ち、子会社社長となった今。これまでを振り返って感じるものとは…?
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荘司里樹(Shoji Riki)
株式会社ソーシャルベース 代表取締役社長
2014年 中途でサイバー・バズに入社。営業やメディア事業立ち上げを経て、2019年宮崎オフィス立ち上げに際し家族と共に宮崎へ移住。2020年 サイバー・バズ執行役員、株式会社ソーシャルベース代表取締役就任。
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――荘司さん、まずは子会社設立おめでとうございます!!今の心境を教えてください!
ありがとうございます!
元々宮崎オフィスの立ち上げを決めた時から、3年以内に子会社化したいと考えていたので、自分の掲げていた目標より早く1年半で実現できたことは素直に嬉しいです。
これについては、サイバー・バズの成長やメンバーの力があってこその結果なので、関わる全ての方に感謝しています。
――まずはこれを成し遂げたい!といった直近の目標はありますか?
会社になったのはスタートでしかないので、ここから何をやっていくか、ですね。
僕の考える今のソーシャルベースの強みは圧倒的な他者への想像力とチーム力。より強いチームを作って世の中に貢献して行きたいと考えています。サイバー・バズグループとしての貢献はもちろんのこと、世の中の課題を解決し、人々に必要とされる会社をつくることを目指していきます。
まずは、サイバー・バズの中の業務の中で、ソーシャルベースで価値が発揮できるものは、1年以内に全て社内で対応できる体制を築いていきます。
――荘司さんといえば、様々な業務を経験しているイメージなのですが、これまでの経歴を教えてください。
新卒で入社したのは通信キャリアの営業職でした。
当時は、iPhoneが発売されたばかりで、世の中の人はスマホなんて使いづらい、ボタンがなきゃだめでしょという時代でした。その会社に入ったのが、スマホやインターネットが世の中を変えると信じていたからだったので、それを実現すべく日本のスマホの普及率を上げることが自分の使命だと思って頑張っていました。
それから2年ほどで爆発的にiPhoneが売れ、スマホが普及するのが目に見えてしまってことから次第に自身の興味の対象も変わっていき、スマホが普及した上でインターネットにおいてどんなことが出来るかが強く求められる時代に変化していくのではないかと考えるようになりました。
また、そのタイミングで東日本大震災があり、通信キャリアの一員として被災地支援にも赴いた経験から、オンラインでコミュニケーションが取れることの価値、そしてオンラインコンテンツが人々を救う現場を目の当たりにし、何かその場に留まっていては大きな時代の流れに取り残されそうな危機感も芽生えました。
そのような思いから、ガラケー→スマホの時と同じように、潮流が変わっていきそうな業界に身を置いたほうが、自分自身も成長するだろうし、市場価値の高い人間になれるのではないかと考え、2011年にインターネット広告業界に転職しました。
転職後は、広告営業や、総合代理店におけるマスとデジタルの統合プロジェクトなど、多くの経験を積むことができました。
そんな中、ある日サイバー・バズにいた友人と渋谷で飲もうと待ち合わせ場所へ行くと、なぜか当時のバズの人事責任者がいました。さらに二次会にいくと高村社長もいて・・・(笑)
当時からバズは広告代理業だけでなく自社でサービスを展開しているイメージがあり、自分自身も事業・サービスを作る側を経験していきたいという思いが芽生えていたタイミングでもあったことから、偶然の縁も味方につけて、バズに転職したのが7年前のことです。
ちなみにバズでも色々なことをやっていまして…。最初は営業をやっていましたが、その後に新規事業の立ち上げに抜擢いただき、自社サービスの事業責任者も担当し、さらに別の新規事業の立ち上げ責任者もやらせていただきました。その後、宮崎オフィスの立ち上げを行い、現在は東京のクリエイティブ部門とSaaS事業の立ち上げも担当させていただいています。
バズのなかでもここまで色々な経験をしている人はいないのではないでしょうか?笑
――宮崎オフィス設立のきっかけはなんだったんですか?
2018年夏のJJ会議で、地方拠点の設立が決まったことですね。
背景としては、当時SNSアカウント運用事業が、サイバー・バズの中で最も成長率が高い事業になっていて、より伸ばしていくための運用体制の拡大がキモになっていました。当時別の新規事業の責任者をしていたのですが、サイバー・バズに最も自分が貢献できることを考えた結果、拠点立ち上げを引き受けることにしました。
拠点を作ることは決まったものの、どこにするか含め何も決まっていない状態だったので、3ヶ月くらいかけて日本全国の話を聞いたり調べたりしました。宮崎に実際に視察に行って、行政の方や立地企業の方のお話を伺い、宮崎は真面目で良い人が多い印象を受けました。
僕も初めて来る土地なので、一緒に頑張れそうな人が多いところが良かったので、結果的に人をみて宮崎を選んだのですが、当時の選択は間違っていなかったといま改めて実感しています。
――宮崎オフィスを立ち上げて、自分の中で変わったことはありますか?
変わったというか、これまで以上に学んだ点は、普通に仕事が出来ていることのありがたみ、会社は多くの人の支えがあって成り立っているということです。宮崎に拠点を作ること自体も大変でしたし、運営していく中で、東京では当たり前だったものが、こちらでは自分で解決しなければならないことが多くありました。会社がこうやって回っていくのか、ということをそれまでも頭では理解していたものの、より実感した1年半でした。
さらに、子会社化が決まってからのこの数ヶ月は、拠点立ち上げ以上に大変なこと、初めてのことの連続で、日々成長機会をいただきありがたい限りです。
あと変わったところといえば、宮崎にきて焼酎が大好きになりました(笑)
――宮崎のお気に入りスポットはありますか?
キャンプ場ですね!笑
東京にいる頃からハマっていたのですが、宮崎はキャンプ場がたくさんあり、予約も取りやすくて、アクセスも良いです。身近なところに自然が多いというのはよかったです。
平日は仕事を全力でやり、休日は家族でキャンプを楽しむ。良い気分転換にもなっています。
――何があっても動じず安定感抜群な印象の荘司さんですが、「さすがにこれは…」とくじけそうになったことはあるのでしょうか?
動じてないことはないんですけどね…。見た目的に安定感があるんだと思うんですけど(笑)
結構そう見られているのだとしたら、サイバー・バズに来るまで、来てからも割と修羅場をくぐってきた数は多いのかもしれないです。
色々な事をやってきたからこそ、それぞれで多くの壁にぶつかってきて、へこんだり、苦しんだりしてきたつもりです。結果的に全部何とか乗り越えられてきて今があるので、自信というか、何とかなるという思いはあります。今でも日々色々な問題には直面しますが、何とかなる、みんなで何とか出来るだろうと信じて一つひとつの課題に向き合っています。
あとは、今の立場というのもありますが、動じないというのは意識しています。リーダーが動じていたらメンバーも不安になるので、内心やばい!と思ってもまずは仏の心で受け止めるよう意識しています。
――最後に、荘司さんのこれからの目標を聞かせてください!
先ほどの繰り返しになりますが、子会社化はスタート地点。サイバー・バズの仕事を受けて価値を発揮するのが第1弾とするならば、第2弾ではサイバー・バズ以外からもソーシャルベースで企業の課題を解決するお手伝いができる状態を目指します。その先の第3弾では、ソーシャルベース独自の新規事業を立ち上げたいと思っています。宮崎ならではのサービスを作れるかもしれないですし、宮崎にいながら全国、世界に向けたサービスだって作れると思っています。
そのためには、強い組織を作っていかないとなりません。今はメンバーが13名ですが、まずは100名ですかね。今のサイバー・バズの規模にバズより早く到達したいですね。
5年以内に100名以上の組織を目指して社員一致団結して頑張っていきたいと思います。
あとは宮崎の学生が就職したいような会社を目指していきたいですね。宮崎のイケてる会社といえばソーシャルベース…みたいな。宮崎県の雇用を生み出すことで地域にも貢献していきます!
――荘司さん、ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!