サービスづくりの面白さは、リリースしたタイミングよりも、事業が急成長したときだと思います

辻 孝明 TSUJI TAKAAKI

2009年中途入社/執行役員/事業開発

2005年4月に楽天株式会社に新卒として入社。2009年1月、株式会社サイバー・バズにメディア職として入社。2013年8月にマネージャーへ昇格し、自社メディア事業の拡大に従事。2015年10月には全社総会で社長賞を受賞、局長に昇格。2017年4月より執行役員に就任し、新規事業管轄の責任者として事業拡大や立ち上げを行っている。

今のお仕事内容を教えてください。

事業開発本部の執行役員、兼局長として企業のSNS公式アカウント運用事業の責任者を担っています。「自社で公式アカウントを運用してプロモーションしないと…」と思っている企業は多いものの、社内に運用部隊を持っている企業は稀です。そんな企業の公式アカウントを、専門知識のある当社で運用サポートを行っています。金融、コスメ、食品、旅行など幅広いクライアントを持ち、実際の投稿代行だけでなく、投稿する素材づくりから効果測定まで、全て担っています。クライアントのサービスの方向性や、競合との差別化、営業活動、採用、などといった視点を持ち、運用代行をサポートしています。

お仕事のやりがいを教えてください。

サイバー・バズの収益の軸となる新しい事業を創っていること。サービスづくりの面白さは、世の中に出したタイミングよりも、サービスが急成長したときだと思います。立ち上げ時期はすべて事業責任者が担わなければならないので、泥臭いことにも地道に取り組んでいく力が大事だと思います。泥臭いことをできない人には向いてないかも…と思うくらいです。ただ、サービスはどこかで急成長しないといけません。地道にやりながらも必ずどこかでヒットさせる。時代やタイミングでその事業がヒットする瞬間が必ずくる。それを信じて、そのタイミングまで地道に頑張っていけるかが大事です。地道に地道に頑張って、ヒットした瞬間、事業責任者としてのやりがいを感じます。

辻さんはどんな学生でしたか?

大学に通いながら飲食店のバイトや、工場でパソコンを作ったり、選挙の世論調査、開票サポート、大学受験の試験官などいろいろな経験をしていました。また、大学3年生の夏休みに「何かを経験したい」と思い、地方銀行と大手鉄道関連会社のインターン参加など。当時はインターンが主流ではなかったので、周りからは珍しがられましたね。就職活動の際に大切にしていた軸は「成長できる環境があるか」ということです。成長できる環境=サイクルが早い。インターネット業界を目指したのもそれが理由です。

これから実現したい未来について教えてください。

『サイバー・バズを地元の人たちもが知っている会社にする』 わたしは中途入社なのですが、1社目は楽天でした。当時は、まだまだ「ネットで買い物するなんて不安」という世論が一般的だった頃で、楽天から内定をもらったとき、企業名を親や地元の友達に言ってもほぼ誰も知らなかった。しかし、そのあとプロ野球に参入していったりテレビに取り上げられたりしたことで、徐々に知名度は上がっていきました。何をやっているのかはわからないけど、その企業知ってる!みたいな感じです。親だけでなく、だんだんとおじいちゃんも知る企業になっていったんです。そして、みんなが仕事内容に興味を示してくれるようになりました。この経験は衝撃的でしたね。この経験を通じて、今はサイバー・バズを、親や地元の人たちが知っている会社にしたいと思っています。会社名でもサービスきっかけでもいい。そのために、まずはSNSのアカウント運用だったら、バズに任せた方がいいよね!と言われる事業をつくりたいと思っています。

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