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“インスタ映え”はどう変化した?「#きょコ」って何!?インフルエンサー目線で見る2018年のトレンド振り返り

■執筆者プロフィール:大田くるみ(@kurumimi1113)
ファッションやライフスタイル、美容など幅広いカテゴリーでの投稿が人気のインフルエンサー。
最近では服やアクセサリーのプロでユースなども行っている。
https://www.instagram.com/kurumimi1113/大田さん.png

“インスタ映え”のトレンドが変化。物撮りは”シンプル”に、加工は”無加工風”に

2018年もインスタグラムの利用者数は増加し、新たなトレンドもたくさん生まれた1年でした。今年も「インスタ映え」というキーワードをよく目にしました。いわゆる”フォトジェニック”な、いかに凝った写真を撮ることが出来るかが大事だったインスタグラム。
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2018年はその写真がどんどんシンプルに、ナチュラルに、トレンドがシフトしました。

例えば、今まではキラキラした光のスタンプを入れたり、しっかりと色味を変えるフィルターを使って加工をするトレンドが続いていました。しかしここ最近は、”がっつり加工”に飽きた人たちが、より自然で飾らない写真へシフト。
あまり飾りすぎない、ナチュラルな写真が流行していった印象です。

特に変化があったように思えたのは物撮り。

以前は物をたくさん置いて、少しごちゃっとした写真を撮るのが”映え”の主流だったように思います。しかし2018年は、白い布等の上に撮りたいものを1つ2つ並べて撮る、シンプルな物撮りが増加。全体的に余白感が強い写真が増加しました。
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加工も、どんどんシンプルに。

iPhone等のスマホで撮ったものをそのまま出したような「無加工風」の写真がトレンドになってきました。あえて加工用のアプリは使用せず、インスタグラムの加工機能「フェード」や「彩度」で調整する程度に。“色味をそのまま伝える”写真が人気になった年でした。

「無加工風」写真のメリットは、色味をそのまま伝えられること。コスメの色やヘアカラー等をフォロワーに伝えやすいという利点があります。また、ナチュラルな世界観がつくられていき、あまり飾りすぎないインスタグラマーの姿に惹かれる人も多いのかもしれません。

ストーリーズ新機能でフォロワーとの繋がりがより強く

投稿から24時間で消えるインスタグラムのストーリーズ機能。現在も、たくさんの人が投稿していますよね。もちろんインフルエンサーの中でも、工夫を凝らした投稿をよく見かけます。

ストーリーズは新機能もどんどん追加されていますが、中でも注目したいのが、今年7月に登場した「質問スタンプ」(フォロワーから質問やコメントを募集したり、その回答をまたストーリーにアップ出来る機能)です。
※参考:https://instagram-press.com/blog/2018/07/10/introducing-the-questions-sticker/

▼質問スタンプの投稿

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「質問スタンプ」の登場によって、インフルエンサーとフォロワーのコミュニケーションがとりやすくなり、
繋がりが強く、またお互いがより身近な存在に感じられるようになったのではないでしょうか。
これは大きなポイントだったように思います。

またインフルエンサーにとっては、普段よくフォロワーから聞かれる質問に一気にお返事が出来る機能でもあるため、質問に対する回答投稿をストーリーズの「ハイライト」に設置している方もよく見かけました。

▼こんな感じで回答します。
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インスタグラマーにDMを送るよりも手軽に送ることが出来るためか、たくさんの反応をもらいやすいこのスタンプ。私の場合は「どんな動画や写真が見たい?」とこのツールで質問をしたところ、かなりたくさんのお答えをもらうことが出来ました。フォロワーとコミュニケーションが取れるツールとしてたくさん活躍してくれますし、今後もうまく使っていきたいですね。

2019年は「#きょコ」がトレンドに!?

今年も様々なワードが流行し、ハッシュタグ発のトレンドワードもありました。中でも今年目立ったのが、今日のコーディネートを紹介するときに使用する新しいハッシュタグです。これまでは「#今日のコーデ」「#ootd」「#outfit」 「#今日のコーデ」 「#今日のコーディネート」がよく使われていましたが、2018年は「#きょコ」が目立っていたのは、ご存知だったでしょうか?

その日の服装をアップする際に使用するハッシュタグは今までもいろいろありましたが、最近のコーデの写真につけられるハッシュタグは「#きょコ」!「今日のコーデ」が略されたもので、今では雑誌等でも多く使われるようになった単語です。2019年も引き続き、「#きょコ」の投稿は増えていくのではないでしょうか。

また「#おしゃれさんと繋がりたい」といったようなコミュニティ感の強い、同じ趣味のユーザーと繋がることができるハッシュタグにおいても、2019年も引き続き注目です。

まとめ

例年とは少し雰囲気が変わり、「飾りすぎない写真」が人気だった2018年。それは憧れの人のより身近な面を見てみたい、といった思いがあるのかもしれません。加工がシンプルになった分、写真そのもののセンスがわかりやすく、その人が撮る写真そのものを楽むことができます。

また、「見る・投稿する」という機能が強いインスタグラムですが、”コミュニケーション”という機能も加わり、
フォロワーとの距離感がより近く、繋がりも強くなりました。

先日発表された(※1)2018年における、スマートフォンでのインターネットサービス利用者数ランキングにおいて、
インスタグラムは第9位にランクイン。TOP10の中での増加率は第1位(昨年比39%増)という結果だったそう。
2019年はどのような新機能が追加され、トレンドとなっていくのか今から楽しみです!

(※1)参考:「TOPS OF 2018: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2018年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~」
https://www.netratings.co.jp/news_release/2018/12/Newsrelease20181225.html