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月間2,000万PVのヘルスケアサイトの流入70%を検索経由で叩きだす、凄腕SEOコンサルタント

サイバー・バズが運営するヘルスケアサイトDoctors Me(ドクターズミー)。この1年で約3倍、現状約2,000万PV/月(2016年2月現在)という急成長を裏から支え、今では全体流入の約70%をSEO経由で作りだすSEOコンサル・ 田中啓介さんにお話を伺った。

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プロフィール:田中啓介 (Keisuke Tanaka)

大学卒業後、ITベンチャー企業に入社。2010年10月に株式会社サイバーエージェントに転職し、その後通信キャリア系レップを経て、2014年5月に株式会社サイバー・バズにSEOコンサルとしてジョイン。

事業部にジョインされてまず何をされたのですか?

今担当しているDoctors Meはヘルスケアに特化したサイトです。ですので、当たり前のことなのですが、ヘルスケアメディアとしてのコンテンツを充実させること。つまり、有益な情報を豊富にためられるサイトにしようと思いました。

クオリティーを担保した情報をたくさん持ち、かつそれをGoogleに認識してもらうためには、まずはサイト構造設計/各ページのテンプレート設計が重要だと思いました。私がジョインした当時のDoctors Meは医療従事者へのQ&Aサービスだけだったのですが、ちょうどそこからヘルスケアコラムや病気を解説した症状ページ、ユーザー体験談などのコンテンツを増やしていく上で、クローラビリティー(※)を重視したサイト設計にしていきました。

※クローラビリティーとは検索エンジンの情報収集ロボットであるクローラーが、サイトを巡回しやすいようにどれだけ最適化されているかという考え方のこと。

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既に出来上がってしまっているメディアの場合、理屈は分かっていてサイト構造を変えたくても、既に規模が大きくなりすぎて簡単には変えられないメディアが多いのは過去の経験から分かっていました。そういった中でDoctors Meに関しては、サイト設計という初期の段階でジョインできたのが大きいと思います。

Doctors Meのようなデータベース系サービスにとってクローラビリティー効果が1番良いサイト設計は何なのかを考えて初期設計しました。はじめにこの『箱』を作れたことがとても大きかったです。

なるほど!どんなに良い情報があってもサイト構造自体に問題があると、SEO効果が上がらないんですね。

そうですね。Googleにちゃんと情報を伝えることは重要だと思います。だから我々ははじめに『箱』を作り変えました。既にサービスは開始していたので大きな決断ではあったのですが、当時の事業部長が快く決断してくれたことでチャレンジすることができました。そこから着手できたことで、その後は「有益な情報をたくさん提供する」というサービス本来の仕事に集中することができました。

ただし、有益な情報といっても一概に答えはありませんし、非常に難しい問題でした。この点は今も課題で日々向上させていくことが重要だと思っています。どんな情報を載せればユーザーのニーズを満たせるのか?それを常に考えてコンテンツをつくっていかなければ、結局は内容の薄い、つまりユーザーの満足に足らない離脱率が高いサイトになってしまいます。そうすると、当然ながらSEOの効果も上がりません。

我々はまず症状ページという基礎情報となるコンテンツを作ったあと、専門家Q&Aやコラムなど随時追加されていくコンテンツを整理していきました。注意したのは、内容の重複です。これが多いと、Googleから良い評価を得られず逆にSEO効果が下がってしまう可能性があります。膨大な情報の中でのインデックスの精査は地道ですがとても大事な作業でした。

質問ですが、そうやって地道な作業をしても、検索順位が上がらないこともあるんですよね?

SEOはやったことの結果検証が難しい側面があります。やった施策が検索結果に効果として反映されるのが1週間後なのか1カ月後なのか、はたまた1年後なのか。私の場合は、今やっていることが効果的なものなのかどうかは、ある程度期限を区切って見ています。決めた期間内に効果がでなければ、切り替えて次のプランを実行するというのを基本的な方針にしています。あとは色んなウェブマスターの事例を聞いたりして判断することもあります。

こういったことはインハウスのSEO担当者の悩みとしてはよくあるのではないでしょうか。SEO会社のコンサルタントであれば社内に様々な人がいて、知見や事例などの情報も豊富にあり、それをもとに判断を下すことができます。一方で、インハウスの場合それがありません。ですが、この決断経験こそがインハウスSEO担当者の成長につながるひとつの要素だと思っています。自分で考えたことを続けるか、辞めるか。次のプランで逆に落ちてしまうことはないか。結果が出ても出なくても自己責任の中で様々な可能性を考えながらも、最適のソリューションを自ら考え繰り出していく。ここが仕事の醍醐味だと思います。

ありがとうございます。最後にメッセージをお願いします。

ヘルスケア系のワードで検索してくる人は、何かしらの不安や悩みを抱えている人が多いと思います。ですので、滞在時間や回遊率が非常に高く、まさに問題解決を求めていると感じています。そういった方々にとって、価値のある情報やコミュニケーションをもっと提供していけるサイトに仕立てていきたいです。現状Doctors Meでは、たくさんのワードが検索1ページ目に入っていますが、もっと良い情報を豊富にしていくことでさらにSEOの効果を上げ、多くの人にDoctors Meで悩み解決をしてほしいと思います。